高性能MRIを用いた「脳ドック」
当院では、MRIを用いた脳の健康診断を行っています。
脳ドック・全身MRIがん検査は健康診断なので、健康保険は使えません。自費診療です。ただし、見つかった病気の治療や症状がある場合のMRI検査については、保険が適用されます。
完全予約制ですので、お電話(TEL:
092-672-1204)でご予約をお願いいたします。
| コース |
検査項目 |
料金 |
| 脳ドックA |
頭部MRI/MRA 結果説明なし |
22,000円(税込) |
| 脳ドックB |
頭部MRI/MRA/頸部MRA 結果説明あり |
27,000円(税込) |
| 脳ドック+全身MRIがん検査 |
頭部MRI/MRA 全身MRI検査 |
60,000円(税込) |
頭痛、めまい、物忘れなどの症状のある方は、保険を使用してMRIの撮影が可能です。
脳ドックとは
高性能MRIによる「脳の健康診断」
脳ドックとは、脳の病気の診断あるいは早期発見を目的として行われる「健康診断」の一種です。一般的な人間ドックには脳の検査は含まれないため、脳を調べるためには脳ドックが必要です。脳ドックを行い、脳の健康状態を知ることは、病気を未然に防ぎ、早期治療につなげる第一歩となります。
脳ドックの目的
脳の病気は突然発症し、言語障害や手足のまひなどの重い後遺症をもたらし人生を大きく変えてしまうことがあります。「さっきまであんなに元気だったのに」「同僚がくも膜下出血で倒れた」と、本人のみならず、ご家族の人生や職場への影響も多大なものがあります。脳卒中はその代表で、症状が出てからの治療では手遅れになってしまうことも少なくありません。また、認知症は症状が出はじめるかなり前から原因物質が脳内にたまり始めることが知られており、30〜40歳代からの予防対策が望ましいと考えられています。普段から定期的に健康診断を受けているのに、脳の病気で倒れてしまうといったケースもあります。脳に特化した健康診断で、こうした脳の病気を未然に発見し、危険因子を除去するためのアドバイスを行い、脳の健康長寿を維持することを目的としています。検査の結果、もし脳の疾患等が見つかった場合には、速やかに適切な治療を行えるようにいたします。一方で病気や異常が見つからなかった場合は安心できますし、現状を評価し定期的に検査することで脳の老化が進行していないかなどの経年変化をみることができます。
脳ドックを受けていただきたい方
- ご家族がくも膜下出血などの脳疾患を起こされたことがある方
- 糖尿病、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方、メタボリックシンドロームの方
- 心臓の不整脈、心筋梗塞や狭心症の既往がある方
- 喫煙習慣や大量飲酒の習慣がある方
- 腎臓に嚢胞があるといわれたことがある方
- 40歳以上で一度も脳のMRI検査を受けたことがない方
当院の脳ドックの特徴
- 脳専門クリニックによる脳に特化した脳ドック
- お忙しい方にお気軽に受けていただけるスピード脳ドックをご準備
- 標準脳ドックでは検査当日に脳神経外科学会専門医・脳卒中学会専門医である院長が詳しく説明
- 脳神経外科専門医と放射線科専門医によるダブルチェック体制で精度の高い診断
- 結果説明時に脳の健康相談、アドバイスを提供
脳ドックでわかること
脳ドックで見つかる主な病気は、症状を起こしていない脳梗塞や微小出血、または、くも膜下出血の原因となりうる脳動脈瘤、脳腫瘍、脳に血流を送っている大切な動脈の狭窄などです。異常が見つかってもすぐに外科的な治療が必要なことは少なく、多くはお薬の治療や生活習慣の改善、もしくは治療を要せず画像による経過観察で済むものです。早期発見により治療や適切な管理やアドバイスを受けることができます。
脳腫瘍
症状がない脳腫瘍が発見されることがあります。髄膜腫や下垂体腫瘍など良性の腫瘍のことが多いようです。早い段階で発見されることで、外科手術や放射線治療や薬の治療、経過観察などの治療方針の決定に役に立ちます。また、MRI画像で定期的な評価を行うことができます。
大脳白質病変
頭部MRI検査をしたことがあれば、白い斑点のような所見と示されます。時々、脳梗塞ですよと説明を受けられることがありますが、厳密にいうと脳梗塞ではありません。慢性虚血性変化と考えられるもので、やはり血の巡りが悪くなるもので動脈硬化のような意味合いで考えてよいと思います。加齢や高血圧の関連が知られていますが、進行すると脳卒中や認知症のリスクとなります。早期発見や適切なアドバイスが必要です。脳ドックでもよくみられる所見で、定期的受診をお勧めしています。
無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)
画像上は脳梗塞の所見があり、症状がでないまま知らないうちに脳梗塞になっている所見です。高齢者の10~20%に認められるとされており珍しいものではありません。将来の脳卒中や認知症の危険因子とされています。症状がないうちに発見されることで、次に起こりうる脳卒中(脳梗塞や脳出血他)にならないような対策をとる必要があります。早期発見や適切な治療を検討する必要があります。
脳微小出血
高性能MRIで検査することにより、微小な出血を発見できるようになりました。加齢や高血圧との関連が知られており、高齢者の5〜20%、脳梗塞の方の30〜40%、脳出血の方の60〜70%に認められるといわれています。微小出血が、脳の深部にある場合は高血圧が、脳の表層にある場合は認知症に関連しているといわれています。いずれも将来的に脳出血や認知症が起こるリスクが高いと考えられます。早期発見や早期治療につながります。適切なアドバイスを受けてください。
脳動脈の狭窄・閉塞
脳の血管が動脈硬化により通りが悪くなっている状態です。動脈硬化の進行を防ぐ必要があります。早急に手術が必要なわけではありませんが、大きな血管が詰まると脳梗塞を起こし後遺症がのこることがあります。早期に対応することで動脈硬化の進行を防ぐことが重要です。
頸動脈の狭窄
症状がないまま頸動脈の狭窄が発見されることがあります。将来脳梗塞になる可能性はありますが、内服治療の進歩により発症の可能性は年間1%未満と低いです。心臓の血管や足の血管にも動脈硬化が起こっている場合もあります。高度の狭窄の場合は外科的治療を要することがあり、早期に対応することで動脈硬化の進行を防ぐことが重要です。
脳動脈瘤
脳動脈瘤はくも膜下出血の原因となります。30歳代以上の方の約3%が脳動脈瘤をもっているといわれています。脳ドックの始まりが、脳動脈瘤を発見し未然に破裂を防ぎ、くも膜下出血を防ぐことでした。脳神経外科医が注力し治療にあたっている疾患です。ご家族がくも膜下出血や脳動脈瘤を持っている方は、特に脳ドックをお勧めいたします。
脳萎縮性変化
画像上脳の萎縮性変化を認めることがあります。現時点で物忘れの自覚はない方、ご家族が認知症の方、現在の脳の状態を知りたい方は、脳ドックをお勧めいたします。早期発見や認知症予防に努める工夫などのアドバイスを受けることもできます。
当院の脳ドックコース
頭痛、めまい、物忘れなどの症状のある方は、保険を使用してMRIの撮影が可能です。
脳ドックA:スピード脳ドック
| 費用 |
22,000円(税込) |
| 滞在時間 |
約30分 |
| 検査時間 |
約10〜15分 |
| 検査内容 |
- 脳MRI・脳血管MRA検査 当日結果説明なし
- 脳や脳血管の検査に特化したコース
- 忙しくて時間がない方でもお気軽に脳検査できるコースです
- 医師からの結果説明(診察)はありません
- 受診後2週間以内に自宅に結果表を郵送いたします
- 脳神経外科専門医・放射線診断専門医による画像診断のダブルチェックあり
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脳ドックB:標準脳ドック
| 費用 |
27,000円(税込) |
| 滞在時間 |
約60~120分 |
| 検査時間 |
約15〜20分 |
| 検査内容 |
- 脳MRI・脳血管MRA検査・頸部血管MRA
- 医師からの当日結果説明あります
- 脳や脳血管・頸部血管の検査に特化したコース
- 年齢的にも一度ご自分の脳の状態を知りたい方や将来の病気の予防に努めたい方におすすめのコースです
- 受診後2週間以内に自宅に結果表を郵送いたします
- 脳神経外科専門医・放射線診断専門医による画像診断のダブルチェックあり、精度の高い診断の提供
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| オプション |
- 頸動脈エコー検査<検査時間約20分・4,000円(税込)>
動脈硬化の進行具合を評価する検査です。
頸動脈の狭窄や血管プラークの性状を評価します。
糖尿病・脂質異常・高血圧・などの生活習慣病をお持ちの方や脳卒中の既往があるご家族やご親戚が多い方などにお勧めの検査です。
- 認知VSRAD検査<検査時間約5分・2,000円(税込)>
脳MRI検査の際に追加で撮像することができます。
50歳以上の方で物忘れが気になる、認知症のご家族がいらっしゃる方にお勧めです。
記憶に関連した海馬やその周辺の萎縮の程度を判定します。
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ご予約について
完全予約制ですので、お電話でご予約をお願いいたします。
脳ドック・全身MRIがん検査は健康診断なので、健康保険は使えません。自費診療です。
ただし、見つかった病気の治療や症状がある場合のMRI検査については、保険が適用されます。