趣味やお仕事で、楽器を演奏される方もいらっしゃると思います。今回は、楽器の演奏と認知症についてお話ししました。
音符を読みながら楽器を演奏することは、脳を活性化させ、また音楽を奏でることで、気持ちが豊かになり、感情を司る脳機能が向上します。これらの脳への刺激は、認知症にかかることを防ぐ効果があり、その効果は日本認知症予防学会でも認定されています。
脳医学的に見ても、楽器ほど脳全体のさまざまな部位を刺激し、活性化させるものはないのではないかと思います。楽しみながら、健康寿命を延ばすことが期待できますね。是非、取り入れてみてください。
2020年8月29日(土)放送の「とっても健康らんど」(KBC九州朝日放送)に出演しました。
今回の放送では「片頭痛」がテーマとなっており対処法などについてお話しさせていただきました。
ズキンズキンと激しい痛みを繰り返す片頭痛に悩まされている方は非常に多く、仕事が手に付かなかったり寝込むほど重度の方もいらっしゃいます。
頭痛は大きく「一次性頭痛(病気が原因でないもの)」「二次性頭痛(病気が原因で起こるもの)」の2つに分類されます。
痛みが軽い場合は市販の薬でも対処可能ですが、場合によっては深刻な病気のサインの場合もありますので、頭痛の原因となる病気がないかを確認することが大切です。
なかなか頭痛が改善しない場合や、痛み方がいつもと違うと感じた場合は早めに病院を受診しましょう。