ごあいさつ
福岡市東区香椎浜にうだ脳神経外科クリニックを開院させていただいております卯田健(うだけん)と申します。私は、これまで九州大学病院や国立病院では脳腫瘍(しゅよう)、頭部外傷(けが)、脳卒中(そっちゅう)など数多く患者さんの手術および治療に携わってまいりました。特に力を注いできたのが血管の中に通したカテーテル(細い管)を使い脳の病気を切らずに治す脳血管内治療です。新しい治療法や治療の選択肢が増えるなか正確な診断と最適最良の治療を提供することが大切であると考えています。もっと身近に地域の皆様に貢献したいと考えクリニックでありながら、早くからMRIなどの高度医療機器を導入し早期診断に努めています。これまで開院後も含めると1万人近くの頭痛に関連した診療を行い、これからも様々な脳の悩みに答えられるように患者さんに向き合った診療を心がけてまいります。
院長 卯田 健 うだ けん
プロフィール
両親は長崎県の五島の出身。私は福岡生まれの長崎育ちで長崎県立島原高校を卒業。海が大好きで大学時代はサーフィン部に所属し部長の時には全日本医科歯科サーフィン大会で団体優勝しました。何事にもやりだすと熱中し継続して努力ができ向上心を持ってやり通すことできるかなと思います。最近は地域の方々とテニスを楽しんだりしています。家族は妻と息子二人と愛犬(ゴールデンレトリバー)のラリー。愛犬との散歩や自宅で音楽を聴きながら一緒にまったり過ごすひと時は至福の時間です。
脳神経外科医のはじまり
神秘的な脳という領域に強い興味があり目の前で倒れる人を救いたいという強い思いから早い時期から脳神経外科医を目指す。
九州大学病院と関連病院にて
長時間かかる頭蓋底脳腫瘍手術や小児脳腫瘍の治療、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血ほか)、脊椎脊髄手術、機能的脳神経外科の手術などほぼ泊まり込みで治療に当たる日々。関連病院では数多くの脳腫瘍や脳血管障害や頭部外傷など脳神経外科疾患の手術。
脳血管内外科医の道へ
当時、九州大学脳神経外科教授 故福井仁士先生の推挙を受け脳血管内治療始める。飯塚病院に我が国初の脳血管内外科を開設し世界的に活躍されていた脳血管治療のパイオニア後藤勝彌先生に師事。全国から治療困難とされた脳脊髄の血管奇形や脳動脈瘤の患者さんが最後の砦として紹介され治療にあたる。
米国への留学
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)脳血管内外科へ留学。実験研究、臨床研究、世界のトップレベルの治療を学ぶ。
脳血管センターにて
脳神経外科手術を行う傍ら、当時全国的にも数少ない脳血管内治療指導医として脳動脈瘤コイル塞栓術や頸動脈ステント留置術などを数多く手掛ける。佐賀県や福岡県内の大学病院や基幹病院への脳血管内治療手術支援に行き指導や教育も行う。九州医療センター脳血管センターでは「一人でも多くの人のかけがえのない脳を救う」理念のもと患者さんにとって最適最良の治療を考えチーム医療に専念。
脳神経外科クリニック開院
ご縁もあり東区香椎浜にクリニックを開院。東区はもとより県内、県外からも遠方からご来院いただき、開院後10年診療することができました。感謝!
経歴
1991年 |
宮崎医科大学(現宮崎大学)医学部卒業 |
1991年 |
九州大学医学部脳神経外科入局 |
1993年 |
下関市立中央病院脳神経外科 |
1994年 |
飯塚病院脳血管内外科
九州大学医学部脳神経外科専修生 |
1997年 |
国立病院九州医療センター脳神経外科 |
1999年 |
米国カリフォルニア大学(UCLA)脳血管内外科留学
(フェルナンド ヴェニュエラ教授のもとに留学) |
2000年 |
国立病院九州医療センター脳神経外科
(現独立行政法人国立病院機構九州医療センター) |
2009年 |
うだ脳神経外科クリニック開設 |
2015年 |
医療法人うだ脳神経外科クリニック開設 |
資格
医師免許
日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本頭痛学会専門医
認知症相談医・サポート医
介護認定審査委員
身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由等)
所属学会(全国学会)
日本脳神経外科学会
日本脳神経外科コングレス
日本脳神経血管内治療学会
日本脳卒中学会
日本脳卒中の外科学会
日本心血管脳卒中学会
日本頭痛学会