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ストップ!NO卒中プロジェクト エリア会議 in 福岡

日本脳卒中協会共催の脳卒中医療を行う専門家が集まる会合に参加してきました。

九州大学病院 脇坂義信先生は 「脳卒中医療での血圧管理:高血圧治療ガイドラインの改訂をふまえて」についてお話がありました。

・血圧が高いほど脳卒中の発症リスクが増大する

・血圧は130/80未満を目標に降圧する

・ただし高齢者(75歳以上) や脳の太い血管の高度狭窄・閉塞などの一定の条件では血圧140/90未満をまず目標として降圧をすることが推奨されている

自治医科大学病院 藤本茂先生から「脳卒中診療の未来像」のお話がありました。

藤本先生とは九州医療センター勤務医時代に一緒に脳卒中診療を行った間柄で当時を懐かしみながら講演を聞いてきました。栃木県での脳卒中医療の現状や様々な取り組みなどについてお話しされました。脳梗塞の適正な治療と確実な継続について強調されており、現場で治療する我々もより良い治療を選択し継続していけるようにしたいと思います。

2019年10月26日